親が馬鹿になることが大切
親はパーフェクトな人間ですか?
そうありたいと思う人も多いかと思いますが、
そこには子育てにとても邪魔なものが実は多いのです。
子育てで大切なのは、子供が自分らしく育つこと。
そして、親はそのための道しるべとなることだと、
私は常日頃思っています。
最近は、大人がとても冷めていて、
子供が騒いでいることにイライラしたり
子供が泣いている声を聞いて怒りが増したりしています。
これは、日本の社会の中で、
人々に余裕がなくなっている証拠です。
日本人は、本当によく働きます。
勤勉で、とてもまじめな民族だとよく言われます。
しかしこれと同時に、遊びが足りないとも言われています。
私が若い頃に旅をしたバルセロナで、
ちょうど大晦日を迎える時期にいたことがありました。
夜になり、港に近い辺りのレストランで食事を取り
そこで年を越すことにした私は、
そのレストランでたくさんの大人と出会いました。
みんな、子供のおもちゃのような笛などを持っていて、
年が明ける瞬間に、子供のようにはしゃいでいました。
海外に出ると、日本人のよさとともに
日本人の弱さを知ることが多いです。
人は、ちょっと馬鹿になれるくらいがいいのではないかと、
私は思っています。
現在、私は地域の子供会の会長をしていますが、
子供会では、どうしてもみんな汚れ役をしたがりません。
そして、子供会といいつつ、大人本意の行事が多いのも気になります。
朝の挨拶ひとつとっても、今の子供はとても冷めています。
挨拶をしない子供には、私は馬鹿に見えても
何度でも挨拶をし続けます。
そうすることで、子供たちは少しずつ挨拶を覚えます。
大人は、子供に対して余裕で向かっていくことが、
今、とても大切だと私は思います。